誰もが子供の頃に一度はやったことがある「縄跳び」。実は縄跳びには様々な種類があると知っていましたか?ダイエットや難しい技の練習など、用途に合わせて素材や留め具の種類を選ぶ必要があるんです。
今回は、そんな縄跳びの選び方とオススメ商品をネットで買えるものに限定してピックアップしました。用途別に紹介していますので、購入の際は是非参考にしてくださいね!
縄跳びにはどんな効果がある?
はじめに縄跳びの効果について説明します。縄を回して飛ぶだけの手軽にできる運動なのに、ジョギング以上の効果が期待できるんです。
体幹・全身の筋肉を鍛えられる
縄跳びは一定の時間垂直に高く飛び続けなければいけません。そのため体幹や、全身の筋肉を一度に鍛えられます。
持久力や心肺機能の向上
縄跳びはかなり運動強度の高い有酸素運動。一定期間続けることで、体の端々まで酸素を運搬する毛細血管が発達すると言われています。これにより心肺機能の向上や持久力をつける効果が期待できます。
脂肪燃焼効果
上記の効果によって、脂肪を燃焼し痩せることが期待できます。縄跳びは有酸素運動と筋肉への負荷を同時に行うことができるので、痩せるだけでなく筋肉がつき引き締まった体を手に入れられると考えられます。
縄跳びを選ぶポイント
以上のように運動効果の高い縄跳びですが、どのようにして選べば良いのでしょうか。ここからは縄跳びを選ぶポイントを解説します。
縄の素材
縄跳びを選ぶ上で最も重要と言えるのが、「縄の素材」です。縄跳びの素材には大きく分けて「布」「ビニール」「ビーズロープ」「チューブ」「ワイヤー」の5つがあります。それぞれ特徴やどんな用途に適しているか、解説していきます。
布
縄でできたロープは重量感があり、縄跳びを回す感覚を掴みやすいという特徴があります。また他の素材よりも太いため空気抵抗が大きく、ゆっくり回すことができます。自分のペースで練習しやすいので、子供や初心者の練習に適していると言えます。
ビニール
ビニールの縄跳びは細くて軽いという特徴があり、長時間飛びやすいのが特徴です。最も一般的な素材であり、子供の頃に使ったという方も多いのではないでしょうか。回数をこなすことに向いているので、ダイエットなどにも向いています。また、伸縮性と耐久性に優れています。
ビーズロープ
ナイロン製のロープにビーズを通しているタイプで、少し重いことが特徴です。ビニール素材のものの2、3倍の重さがあります。ビーズが床に当たると音が鳴るためリズムをつかみやすく、子供の二重跳びの練習などにもオススメできます。ビーズが固いものだと割れる心配はあるため注意が必要です。
チューブ
チューブタイプの特徴は何と言っても太くて重い点。ビニールロープの10倍の重さがあります。負荷が大きいため格闘家やプロスポーツ選手の練習に用いられることも。腕や肩など、有酸素運動に加えて上半身を鍛えたい人に向いているタイプです。
ワイヤー
ワイヤーは金属製の細いロープでできたタイプです。空気を切って素早く回すことができるため、スピードや回転数を求めるプロ向けと言えます。金属を使用しているため細いのに重さがあり、飛んでいる最中にロープがねじれにくいという特徴もあります。
握りやすいグリップを選ぼう
縄跳びを快適に行うためには、滑りにくく握りやすいグリップのものを使用することが重要です。滑り止めがついたものや、指の形に合わせて凸凹になっているものを使用しましょう。汗を吸収する素材で作られている商品もあり、ベタつきを気にしないで使うことができる点が魅力です。
また、素材に加えて自分の手に合った大きさのものを使うこともポイント。握った時に拳から少しはみ出るくらいの長さが理想です。持ちやすいグリップは、正しい姿勢をキープすることにつながります。
留め具も様々。自分に合ったものを
留め具とは縄とグリップをつなぐパーツのこと。グリップの留め具には「折り曲げ式」「ストレート式」「ペアリング式」の三種類があります。留め具は飛びやすさを左右するため、自分に合いそうなものを選ぶことが大切です。
折り曲げ式
折り曲げ式はグリップの中に仕切りがあり、縄を折り曲げて調節するタイプ。長さ調節しやすいのが特徴です。デメリットとしては縄が根元から抜けやすかったり、飛んでいると縄がねじれてきたりすることが挙げられます。リーズナブルなことが多く、手に入れやすいことも魅力です。
ストレート式
ストレート式はグリップの先端にある留め具でまっすぐに固定するタイプです。ロープが抜けづらく、ねじれにくいという特徴があります。長く使いたいという方に適したタイプです。
ベアリング式
ベアリング式はグリップにベアリングが内蔵されており、縄の回転を助けてくれるタイプです。三種類の中で最もロープが抜けづらく、ねじれも起こりにくいため飛びやすいタイプと言えます。
ベアリングは劣化しますが、パーツを交換することで長く使用することもできます。高度な技に挑戦したい、また長く使いたいという方にオススメのタイプです。
縄の長さ
正しい姿勢をキープするためには、適切な長さで飛ぶことが必要です。理想の長さは身長プラス55cmと言われています。
また、グリップを握って肘を直角に曲げた際にピンと張った状態になるかということも目安になります。市販の縄跳びは2〜3mのことがほとんどなので、長めのものを買って自分の体型にあった長さに調節しましょう。
オススメ商品20選!目的別に紹介
ここからはオススメの商品を20選、用途別に紹介していきます。全てネットで購入可能なものとなっています。気になったものはさらに調べてみてください。
【ダイエット・筋トレ】
PROIRON エア縄跳び
1,999円
グリップにディスプレイがついており、体重、回転数、時間、カロリーを表示してくれる機能付き。タイマーを設定することもできるので、トレーニングに適しています。留め具はベアリング式で、絡まりにくく長持ちするのが魅力。長さは3mあり、切らずに調節が可能です。ハンドルに鉄製に重りが内蔵されており、重りを増やしたり減らすことで負荷の調節ができます。グレー、ブルー、ピンクの3色展開。
K&Mサービス スマートカウンター搭載 なわとび
1,650円
こちらもグリップに液晶ディスプレイを搭載しているタイプ。消費カロリーと体重、ジャンプ回数を確認しながらトレーニングすることができます。留め具はベアリング式で絡まりにくく、グリップに滑り止めがついているため快適に使えます。
FEELCAT なわとび トレーニング用FC1801
1,599円
スチールボールベアリングを採用しており、絡まりづらく高速回転が可能な商品です。またグリップが汗を吸収する素材でできていて、快適にトレーニングができます。ロープをワイヤーとPVCから選ぶことができるのも魅力です。
H&Yo ジムロープなわとび
2,990円
直径38mm・重さ2.3kgとずっしり重いのが特徴の商品。上半身に高い負荷をかけられるため、有酸素運動に加えて筋トレをしたい方にオススメです。持ち手はゴムで補強されており、握りやすくなっています。ロープはナイロンスリーブで保護されているので、長く使うことができるでしょう。
LiveUp ヘビージャンプロープLS3139-470
1,780円
ビニール素材の丈夫な縄跳び。重量を470g~1500gまで選ぶことができるので、求める運動強度に合わせて購入することができます。長さは270cmで、調整ができない点は少し難点です。身長が合いそうな方にはオススメできます。
KETTLEBELLKON ジャンプロープ
2,880円
38mm x 3mの極太縄跳びです。持ち手には補強カバーがついていてしっかり握りやすいのも魅力。高負荷なトレーニングを求める方、体幹や上半身を鍛えたい方にオススメです。
multifun 縄跳び トレーニング用
1,830円
グリップに液晶パネルがついていて、体重、回転数、時間、カロリーを表示できます。運動量を可視化でき、モチベーションを保つのにも貢献してくれそう。持ち手が凸凹しているので、持ちやすいのも魅力的。ボールベアリングを採用しているためスムーズに回転させることができます。
PROIRON 収納袋付き 縄跳び
1,680円
可愛い見た目で気分が上がる縄跳び。グリップがダイヤモンド形状のシリコンで滑りにくく、掴みやすいのが特徴。水洗い可能で衛生的です。ロープはビニール製で耐久性があり長持ちします。カラーは「さくさピンク」、「上品グレー」、「青空ブルー」の三色です。
Benvo 縄なし縄跳び
1,399円
賃貸派に嬉しいエア縄跳び。グリップ部分はスポンジでできており、持ちやすく汗を吸収してくれます。2つのベアリングを採用しているため、重りを高速で回転させても絡まりにくくスムーズにトレーニングを継続できます。
ウイニング ヘビーロープf-16
4,149円
ボクシング専業メーカーが作った縄跳び。グリップ部分が400gの重りになっており、腕や胸といった上半身に負荷をかけられます。ロープの長さは260cmで調節可能、ビニール製なので長持ちします。ベアリングを採用していて、絡まりづらく使いやすい縄跳びです。
アディダスジャパン hardware スキッピングロープ
2,180円
軽量設計で長く飛び続けたい人にぴったりの縄跳び。グリップが16cmと長めに作られており、手の大きさに合わせて調整しやすい。またロープも3mと長めに作られており、身長が高かったり、手が大きいという人にも安心して購入していただける商品です。
【子供・初心者の練習】
デビカ なわとびの達人 103515
464円
リーズナブルな価格が魅力的な縄跳びです。特徴はウエイト入りで回転が安定しやすい点と、保護チューブ入りでロープが切れにくい点。130gと軽めでお子様でも扱いやすいところも魅力的です。
アシックス クリアートビナワジュニア 91-230
700円
ジュニアサイズのFグリップで、凹みに親指を添えることで握りやすく回しやすいグリップが実現されています。また、寒冷地でもクセがつきにくく、温度変化の影響を受けにくいロープを採用。手首のアクションを伝えやすく、適度な伸びのある新素材で操作性に優れています。
デビカ 瞬足 なわとび 103547
621円
一番の特徴は九面体ロープ。風をきって軽快に回すことができるのでリズミカルに飛ぶことができます。またグリップにメッシュ素材のカバーがついており、握りやすさも抜群。留め具にはバネ状の回転パーツを採用していて、滑らかに回転してくれます。
アシックス クリアートビナワ91-130
749円
JNF日本なわとび競技連盟公認の縄跳びです。親指がフィットしやすいよう誘導してくれる「fグリップ」によって快適な握り心地を実現。寒冷地でも癖がつきにくく、手首の動きを伝えやすいロープも魅力の1つ。初心者が迷った時はとりあえず選んでおいて間違いない商品と言えます。
クツワ PUMA なわとびPM250YE
990円
プーマのロゴがおしゃれな縄跳びです。ロゴが浮き上がって立体的に見える仕様付き。グリップは薄く、滑り止めになる溝がついているので握りやすいです。ロープが細いポリウレタン製で軽く、飛びやすいところも魅力です。
hetrio ビーズロープ
649円
ニュートラルゴムハンドルを採用、手の自然な凹凸に合わせて作られているため握りやすく滑りにくい点が魅力です。床に当たるたびに音が出るので、初心者がリズム感をつかむのにぴったり。TPUビーズは環境に優しく、耐久力もバッチリ。
【競技・高難易度技の練習用】
クラシコH&Yo トレーニング用なわとび
1,980円
ダブルベアリングにより高速回転を可能にした商品。ロープはワイヤーに保護チューブが巻かれた形で、床などを傷つけずにワイヤーのメリットを享受できます。ワンタッチで簡単にロープを交換可能な点も魅了。
SUPLI ジャンプロープ
599円
頑丈なスチールワイヤーをビニール素材で包んであり、耐久性に優れた縄跳び。グリップ部分はスポンジでできていて、握りやすく汗をしっかり吸収してくれます。また、360°に対応できるベアリングを採用していて、高度な技にもしっかり耐えうる設計です。ワイヤー縄跳びの中ではかなりリーズナブルなため、高度な技に挑戦したいと考えている方は試してみてはいかがでしょうか。
beastoo sports トレーニング用縄跳び
898円
金メッキ加工が施された高級感あふれる縄跳び。ロープ部分はワイヤー入りのビニールで耐久性&操作性共に◎。110gと軽量な上、スチールボールベアリング採用で、360°絡まずに高速回転が可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はネットで購入可能な縄跳びを用途別にご紹介しました。ダイエットや初心者向け、高度な技向けなど、用途によって縄跳びに求められる性能は全く異なります。ご自身がどんな効果を得たいか考えて購入しましょう。
コメント